JNAジェルネイル技能検定試験(以下 ジェルネイル検定)は、初級・中級・上級の3段階となっています。中級試験の試験内容や受験資格について、みていきましょう。
1.試験内容
ジェルネイル検定の中級試験では、ネイルケアとジェルネイルを施術するために、プロとしてサロンワークに必要な専門的知識と技術の修得度合いを確認します。
試験は大きく実技試験と筆記試験に分かれます。さらに実技試験は、第1課題と第2課題の2つの試験があります。
第1課題ではネイルケアとカラーリングを行い、第2課題では ジェルグラデーション、ジェルイクステンション、ジェルフレンチカラーリングなどを行います。通常はジェルオフ、ポリッシュオフも第2課題に含んでいますが、近年は新型コロナウイルス感染症対策により対象外となっています。
筆記試験では、ネイルやジェルネイルについての基本的な知識の確認が行われます。
2.受験資格
JNAジェルネイル技能検定試験“初級”の合格者であることが受験の条件です。受験に際しては初級試験の合格認定番号が必要なため、必ず初級試験に合格してから中級を申し込みましょう。また初級試験と同じく、ハンドモデルの方を用意して臨むことが必要です。ハンドモデルは誰でも良いというわけではなく、年齢や爪の状態など一定の条件を満たしていなければなりません。事前に協力を仰いでおくことが重要です。
3.受験日程
4.事前準備から合否結果までのスケジュール
試験の申込はインターネットからのみの受付です。受験日の3カ月ほど前にエントリー期間が設けられますので、期間中に申し込みを行いましょう。
ただし、申込状況によっては、受験地の振替、定員制への変更による抽選になる可能性がありますのでご注意ください。
試験の2週間前を目安に受験票が届きますので大切に保管し、当日は必ず持参しましょう。受験票を忘れた場合は減点対象ですので、ご注意ください。
試験終了後、試験開催月の翌月中旬にはがきにて合否通知が発送されます。合否はJNAのホームページ上でも確認ができます。合格者には合格証(ディプロマ)・資格バッチが送付されます。合格証はプロフェッショナルの証です。ぜひ合格を目指して頑張りましょう。