それでは、ジェルネイル検定初級の実技試験の内容について順をおってみていきましょう。
1.実技試験内容
ジェルネイル検定初級の実技試験は、第1課題と第2課題の2つ。
第1課題ではネイルテクニックのベースとなるネイルケアを行います。ポリッシュオフ、ファイリング、キューティクルクリーンを施術し、ネイルケアの技術の確認を行います。
第2課題ではポリッシュカラーリングとジェルカラーリング、ジェルアートを施術し、仕上がりや、適切に施術ができているかの確認を行います。
また、事前審査やインターバルの時間が設けられていますが、モデルの爪の状態やセッティングにも減点対象となる注意事項があります。事前準備を抜かりなく行いましょう。
2.実技手順
ジェルネイル検定初級の実技手順について解説していきます。
・第1課題(ネイルケア)
実技試験の第1課題では制限時間の35分以内にネイルケアを行います。
まずは手指の消毒を行い、ポリッシュオフ、ファイリング、キューティクルクリーンを行います。両手10本分を施術します。
・第2課題(ポリッシュカラーリング/ジェルカラーリング/ジェルアート)
(※新型コロナウイルス感染症対策の期間限定措置中は、モデル同伴ではなくトレーニングハンドを使用します。)
実技試験の第2課題では、制限時間の60分以内にポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアートを行います。
ポリッシュカラーリングは左手5本(赤色)、ジェルカラーリングは右手5本(赤色)、ジェルアートは右手中指にベースの赤色に映えるアート(ピーコック)を施します。
また、事前審査から実際の課題、インターバルにおいて、細かな規程があります。よく理解し準備しておくことが重要です。