続いて、1日の仕事の流れをご紹介します。勤務先によって異なりますが、一般的なサロンに勤務する場合を例とし見てましょう。
- ・出勤~開店準備
- 開店後、接客開始です。予約のお客様のほか、飛び込みで来店されるお客様もいらっしゃいます。施術時間はお客様1人あたり平均で1時間~1時間半くらいで、各スタッフが1日あたり約4~5人のお客様を担当します。 お客様が入っていないときは、付け爪のサンプルデザインの作成や、材料の在庫確認・発注、そのほか事務作業などもおこないます。
- ・開店~施術
- アロマテラピーやリフレクソロジーのように体にふれておこなうセラピーの場合は、事前カウンセリングによって得られた情報をもとに、お客様に合わせた施術をおこないます。
一方カラーセラピーなどのカウンセリング中心のセラピーでは、道具(カラーセラピーであればカラーボトルなど)を使用して、より深いカウンセリングをおこないます。
- ・閉店
- 最後のお客様が帰られたら、清掃や明日の予約の確認などをして退勤します。ただし、店長など責任者は残って売上の管理などの仕事もしなくてはなりません。また、技術を磨くため、スタッフがサロンに残ってネイルの練習をする場合もあるようです。
以上が、ネイルサロンで働く場合の1日の流れです。お店の営業時間によっては、早番・遅番のシフト制を敷いているところも多く、その場合は交代時に引継ぎ業務なども発生します。また、独立して開業する場合や、フリーランスのネイリストとして副業で自宅などで働く場合は、ライフスタイルに合わせて営業時間を設定したり予約数を調整したり、より柔軟に働くことも可能です。